第33回ジャパンカップ
◎ジェンティルドンナ
戦ってきた相手の強さはもちろんのことですが
今回のジェンティルドンナは過去の勝ち馬と近い部分が多いです。
レイティング70.0以上が基準と言えるJCですが
この数値をクリアしています。
また、過去の勝ち馬が当該週坂路の持ち時計52.9秒以下で
今走の当該週坂路最速時計が53.9秒以下の馬が
勝ち馬になっているパターンの1つですが
ジェンティルドンナにはそれにも該当をしています。
結果を見るとピークは過ぎている感じもするのですが
ただ、冷静に考えると昨年のJCで勝ってから
海外で2着、戻ってきての宝塚記念はミリオンダラーのRレベル高+で3着。
天皇賞秋は高★で2着ですから、この3戦の価値と過去のJC以前のレースを
着順で比較して衰えているという考え方はできないのではないでしょうか。
岩田が乗り続けていただけにムーアのテン乗りが不安材料になりますが
ペースを読み間違えなければ上位争い筆頭でしょう。
◯ナカヤマナイト
この馬も持ちレイティングでは上位5頭に入っており
格で言えば十分勝ち負けできる存在ではあります。
今年は中山記念を勝ってから目立っていませんが
調教のデキも良いですし、メンバーが揃いそうな
有馬記念ではなくここで上位を目指したいという思いは感じます。
天皇賞でも見所のある競馬をしていたという印象ですし
やはりG1という大舞台はコンビ力も重要になりますから
デビューから一貫して柴田が騎乗している点を含めて評価します。
▲エイシンフラッシュ
当該週坂路が遅いなら終い加速している馬というものも
ジャパンカップの勝ち馬の特徴ですが、
この馬は今回それに該当している上にレイティング数値も合格点。
これでいつものWコースで終い11秒台という
エイシンフラッシュの決め調教時計が出ていれば
迷わず本命にしていましたが、今回は12.0秒。
ほとんど差はありませんから気にしなくてもいいかもしれないですが・・・
△アンコイルド
×ヒットザターゲット
×トーセンジョーダン